先々週の日曜の朝、NHKの 「日曜美術館」 を女房と観ていたら
(最近は毎週日曜美術館を観ています)、「山本作兵衛展」 の紹介
をしていました。この絵はテレビで以前にも見たことがあるなあと
考えていたら、八王子で開催されている展覧会とのことだったので
近いし午後から行ってみようか、ということで女房と出かけました。
行ったのは東京富士美術館。家から車で20分ほどで到着しました。
↑ここ 超有名宗教団体が作った美術館です (こちらは出口です)
同時に 「上村松園・松篁・淳之 三代展」 という展覧会も開催され
ていましたのでとりあえずこちらから見よう、ということで上村松園
の絵を見はじめたところ、あまりの美しさに衝撃を受けました。
松篁、淳之の絵も良かったのですが、松園は別格でした。今まで
日本画に興味がなく、展覧会にも行ったことがなかったということ
を恥ずかしく思いました。構図とか線とか色とかとにかくすべてが
美しく気高い、そういう絵でした。結局この日のお目当てであった
山本作兵衛展を見る時間が足りなくなってしまうくらいじっくりと
松園の絵を観賞して帰りました。
それから一週間、ヒマがあると松園の絵のことを考えていまして
やっぱりもう一度見たい、と昨日の日曜日ふたたび行ってきました。
もう目が痛くなるくらいじっくり見まして満足しました。展覧会の会期
は来週の日曜日までで、本当は来週も行きたいくらいなのですが
残念ながら用事があるので断念しました。インターネットで調べて
みると 山種美術館というところでも上村松園の展覧会をやって
いるということがわかったので今度行ってみようと考えています。
すっかり心を奪われてしまいました。素晴らしいです。
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