今年６月のことです。西武ライオンズのwebsiteを見ていたところひとつの記事が
目に留まりました。
～あなたがつくる 「ライオンズかるた」 ！
読み札内容を大募集！！採用者には完成品を特別贈呈！～
ライオンズかるたのコンセプトは ”楽しく学べる” とのことで、埼玉県教育委員会の
監修のもと、県の定める３つの教育方針 「学力」 「規律ある態度」 「体力」 の内容の
ほかこどもの教育に関わる事項をテーマに設定し、そのテーマに沿った読み札を
募集、その後埼玉県教育委員会、選手会、球団が選考選定したうえで絵札を作成し
かるたの完成品は埼玉県内の小学校に寄付する、といった内容のものだそうです。
・・・応募するしかないですよね
僕の才能を発揮する時がやっと来た、と思いました。人生最初のチャンスです。
その日から締め切りまでの２週間ちょっとの間、それはもう真剣に考えました。
一応女房にもこのことを知らせ、「君も考えてみれば？」 と言っておきました。
僕は珠玉の作品ともいえるものを１０首ほど厳選し、投稿しました。
女房もいくつか思いついたというので僕が彼女の名前とメールアドレスで送って
おいてやりました。
そして９月２６日の夕方のことです。女房からメールが送られてきました。
「ライオンズかるたに採用されたというメールが私の携帯に入ったよ」
とのことです。
僕は急いで自分あてのメールをすべて確認しましたが、「僕に会いたがっていて
金銭的な援助もしてくれる」 という女性からのメールはあったものの、ライオンズ
かるたについてのメールは届いていませんでした。
・・・落選しました。 悔しいことに女房のは採用されました。なんという悲劇
考えてみれば、僕はいつも正当な評価をされないタイプです。
対して女房は、不当に過大な評価を受けるタイプです。
きっと僕は死んだ後に評価される 大芸術家タイプ なのだと思います。
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